人権啓発パネル展開催中 「同和問題ってしってる?」
「同和問題」とは部落差別の事です。「同和問題」にはさまざまなケースがあり、差別落書き、差別を意図する内容のハガキ・封筒・ビラ・、そしてインターネット上の差別的な書き込みがあります。特に電子掲示板では、部落の人びとへの差別をあおったり、部落の所在地を暴こうとする書き込みが続いています。また、身元調査による結婚差別、就職差別等が今もなお続いており、一度しかない人生の大切な節目を大きく左右される悲しい差別事件が今も発生しています。いわれのない差別により追いつめられて、自ら命を絶つ悲惨なケースもあります。部落差別・在日外国人差別・障がい者差別・女性差別・高齢者差別・貧困差別・LGBTの人たちへの差別などさまざまな差別が現代社会には存在します。差別は「差別される存在」によって引き起こされるものではありません。偏見や先入観にとらわれて差別につながる情報収集を依頼する人、依頼を受ける人、差別をする人、このような人達だけに問題があるのでしょうか?「わたしは差別したことがない、だから差別問題には関係ない」と思っている人はどうなんでしょうか?差別は人と人との対等な関係性を阻みます。これを否定するには、その根拠となる偏見や先入観を突く必要があります。そのために問題の本質を正しく理解しておくことはとても大切なことなのです。このことは、わたしたちが暮らしている社会をどのようなものにしたいのか、ということに密接に関係しています。一人ひとりが自分自身の問題、ひいては社会全体の問題として差別について考えていくことが差別の解消につながります。
期 間 3月1日(木)~3月31日(土) 時 間 平日午前9時~午後5時15分 (日曜・祝日除く、土曜日は午前中のみ) 場 所 高槻市立春日ふれあい文化センター 1階玄関横 展示場
問合せ先 一般社団法人 高槻市人権まちづくり協会(春日ふれあい文化センター内) ☎072-671-9604