参加申込は９月４日スタート！

日常生活に埋め込まれた無自覚の差別　～マイクロアグレッション～

マイクロアグレッションとは、無自覚に心に宿る偏見、思い込みが言動や態度に表れ、不愉快なメッセージとして伝わり、意図せず誰かを傷つけてしまうこと。自分の無自覚な偏見と向き合ってみませんか。

日時：10月18日(金)午後２時～（開場　午後1時30分）

会場：クロスパル高槻702会議室
講師：金　友子（きむ　うぢゃ）さん
立命館大学国際学部准教授

金さんは在日朝鮮人に関する二つのことを研究されています。一つは1960年代に大学生だった在日朝鮮人のうち、韓国の方を「祖国」だと考えた若者たちが日本社会でどのような状況に置かれていたのか、何を考えていたのか、そしてどのような学生運動や民族運動をおこなったのかを明らかにすること、もう一つは、ジェンダー研究やフェミニズム理論で、現代における在日朝鮮人女性が、朝鮮人であるということと女性であることで被る複合的な差別について調査されています。

これらの研究で出会った人々の経験や、自身の経験、そして2010年代に起こったヘイトスピーチの問題をきっかけにしてマイクロアグレッションについて研究されるようになりました。